人工知能時代を生き抜くこども達 (2018年)

人工知能が活躍し始めている

   最近、人工知能(以下、AIという)は多くの分野で活躍しています。車の自動運転、ドローン、気象予報、医療、通訳、物流など。今の子供たちが社会に出て働くころには人工知能も登場して約20年です。

   その頃AIはあらゆる分野で活用され人間の働く分野は残っているのかと疑いたくなります。

   情報通信関係の資料によると2045年の頃(技術的特異点)には人間の働く分野は大きく変わって来るのではないかと想像されます。つまり、今の子供達が社会に出て活躍する頃にはAIの開発や運用に携わる仕事が全盛を極めると考えられます。このようにして多くの仕事がAIによって代わって行くことが想像されます。上記資料によると2045年頃にはAIが別の新しいAIを作り出す時代になっているそうです。 

AIによって変わる未来社会

   次の表は(株)クラレが毎年実施している小学6年生を対象とした将来就きたい職業ランキング2016年度版です。その仕事が2045年頃に存在するか否かを想像して見ました。 先に書いた2045年に〇は残っているであろう職業、△は一部の仕事は残っているであろう職業、 ?はその関連の仕事はかなり縮小するのではないかという意味です。

  男の子 女の子
順位 職種 % 2045年 職種 % 2045年
1 スポーツ選手 17.6 保育士 6.8
2 研究者 9.1 教員 6.5
3 エンジニア 6.3 看護師 5.8
4 ゲームクリエイター 5.8 薬剤師 5.0 ?
5 医師 5.8 動物園・遊園地 4.8 ?
6 教員 4.1 デザイナー 4.8 ?
7 建築家 4.1 医師 4.5
8 会社員 3.0 ? ケーキ屋さん・パン屋さん 4.5 ?
9 宇宙飛行士 2.5 ? 漫画家・イラストレーター 3.5
10 鉄道・運輸関係 2.5 ? マスコミ関係 3.0 ?

AIによって変わる社会、変わらせてはならないものは?

  これからはあらゆる分野にAIが活用され、その結果多くの商品が安価に供給されるようになると思います。一方、医療技術の進歩により平均寿命は100歳を超えるのではないかと思われます。但し、心配なのは若者が暇を持て余しパソコンゲームに埋没して廃人になってしまわないかと言う心配はあります。

   教育の分野では 子供たちはAI によって最適化された個別的学習環境が整えられれば、授業の時間は圧倒的に短くなると思います。

   これからも子供達に対しては今まで以上に暖かい心と一層の道徳心の醸成に力を入れいつも明るい社会を作っていけるよう指導して行きたいと思います。

                                                                                                                      上松 馨 記

   ※参考資料「人工知能時代を生き抜く子どもの育て方」神野元基著 (株)ディスカヴアー・トゥエンティワン発行

バックナンバー
創刊号 カオル幼稚園はこのように考える。(1979年)
2 カオル幼稚園はこのように考える。(1980年)
3 躾について (1981年)
5 21世紀を担う子供たちに明るい社会を (1983年)
9 この10年を顧みて (1987年)
10 子供の将来には無限の危険性も (1988年)
11 家庭での子供達の生活空間を考える (1989年)
12 玩具あれこれ (1990年)
13 子供の食習慣と栄養 (1991年)
15 子供達の自主性を育てよう (1993年)
16 やり直しがきかない子育て (1994年)
17 感性をはぐくむ (1995年)
18 遊びについて (1996年)
19 自然に遊ぶ、大地に学ぶ (1997年)
20 父親に期待される子育て (1998年)
21 女性の社会進出と子育て支援 (1999年)
22 思いやりの心を育む (2000年)
23 これからのエリート教育 (2001年)
24 子育て環境は8歳までが勝負 (2002年)
25 メディア漬けから子供たちを守ろう (2003年)
26 これからの子育て支援 (2004年)
27 ことばの教育 (2005年)
28 食育について考える (2006年)
29 真っ当な人間に育てる (2007年)
30 創立30周年にあたって (2008年)
31 「自然」は最良の教師 (2009年)
32 本を読む習慣を付けよう (2010年)
33 群れ遊びについて考える (2011年)
34 こどもには沢山の体験を (2012年)
35 美徳を取り戻そう (2013年)
36 国際化とこども教育 (2014年)
37 子ども・子育て新制度を考える (2015年)
38 リーダーを育てる (2016年)
39 データから見た幼児教育の重要性 (2017年)
40 人工知能時代を生き抜くこども達 (2018年)